電動夏子劇団ブログ

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前ベターハーフ 第4回
道井さんが稽古場で携帯(うぃるこむ)をいじってると毎度毎度、
「コイツ、稽古中にDSやってる?」と思ってしまいます。
こんにちはシュサイです。


今回は新婦の家族周辺をご紹介。

あくまで裏設定的なものなので、実際に本番に生かされるかわかりませんですが。
これを読む事によって皆様も想像を膨らませてみてください。
毬谷 幸子(まりや さちこ)

毬谷家の長女で、この披露宴の主役たるべき花嫁です。
単純な父より『誰よりも幸せになるよう』にと幸子と名づけられました。

友達・恋人づきあいなどが、おそらく普通か、それよりやや上の水準で青春時代を送ってきたような、
確かに幸せを送ってきたような娘ですが、こと、結婚に関しては、全くついていないようです。

今回の結婚は彼女にとって3度目らしいです。
1度目、結婚式の当日に相手の男が姿を現さなかったのを皮切りに、
2度目の結婚式では最中に見たことの無い女が飛び込んできて、新郎をつれて逃げさるという、
相当悲惨な過去をもちます。

しかし、彼女はめげずに果敢にも3度目に挑みました。
相手が詐欺師・真木壮太とも知らず。いや、知っているかもしれない。
騙されているのを覚悟で、それでも彼女は結婚式を強行した。
そこまで彼女を駆り立てる執着とは何なのか。

ただその名前に負けぬよう、人並み程度の「幸せ」が欲しいだけなのかもしれません。
決して高望みをしているわけではないのかもしれません。

演じる志賀さんは
この間、役柄の幸子同様、泥酔してる姿を見ました。
イメージとぴったりです。
将来素敵なお嫁さんになってほしいです。余計なお世話だ。


毬谷 公威(まりや きみたけ)

毬谷家の家長。
厳格ないわゆる、古き日本の父親像ですが、家が女系であることも手伝い、
その強い父権を存分に発揮できていないようです。

家での肩身は狭いはずなのに、自分はそうと信じていない、
父性の強さと亭主関白を押し付けようとしているのですが、時代がそれを許さないのかもしれません。
それがちょっと可愛そうな、うざいような。
家族の中で、いちばん手のかかる子供といってもいいかもしれません。
自分勝手でわがまま。
それでもやはり、古き良き日本の父親像だと思います。

一途に娘の幸せを願っているのですが、そこには、「良い娘をもった父親としての自分」という、
露骨な世間への体裁が見え隠れし、それが妻・栄子の気に障るところでもあるようです。
しかし、彼にとっては、「娘」というアイテムも社会的ステータスの一つには違いないのです。

演じる宮島さんは、時に高橋克実に見えます。
克典じゃなくて、克実のほう。
感情の激しい役ですが、何気に「哀」の時がかわいらしくてハマってる気がします。
泣き顔で、刀を握る姿は絶品。


毬谷 栄子(まりや えいこ)

毬谷家の台所をあずかる母親。
夫たる公威とはお見合い結婚ではないかと想像します。

この夫婦を結ぶものは愛情よりも、過ごした時間と、情だけで、
お互い愛し合っているというよりも、父として、母として、
その間にいる2人の娘というただその関係性があるからこその夫婦像なのかもしれず、
最近、若い男のメル友ができた事という彼女の唯一の楽しみも何となくわかるようなわからないような。

おっとりとしつつ、そして、無関心にメールに熱中する、だけど、時折みせる芯の強さ。
公威に対比されてこその母性であり、別の目線から、娘達を見守る、優しさがそこには存在すると思います。
栄子もやはり、そういった、慈しみと厳しさを持った母性の塊なのだと思います。
しかし、夫を嫉妬させるほどのノメリこみ方は少し危険な匂いもしないでもありません。
そしてその相手は。

初演の狩野に代わり、渡辺美弥子を配置しました。
2人のイメージは、全く違うのですが。
狩野は包むような。渡辺は刺すような。(どういうこと?)
楽しくて優しくて厳しい。
そんな理想の母親像を必ず作品には出そうとしてます。


伊勢部 英理子(いせべ えりこ)

毬谷家次女。
今は結婚して毬谷の籍をぬけてます。
都内の葬儀場で働く旦那とはそれなりに順調ですが、共働きなので子供はまだありません。

姉より早く幸せを手にしたことが、優越であり、また多少の負い目でもあるところです。
姉妹の仲は良好で、それは顔をあわせば喧嘩もしますが、本人に向かうと素直になれないところがあります。
誰よりも姉の幸せを願っている、健気な娘。

毬谷姉妹の2人に言えますが、基本的に父を父とも思わないような、それでいて、
父の血を引いているという抗えない何かを持っているには違いないのです。
姉の結婚によって、この少し崩壊してる家庭を、外から繋ごうと必死で駆け回り、
かつ、同時に、自らの家庭についても、少し考えさせられるようです。

初演は渡辺美弥子が演じた妹役ですが、
今回は役名も変え、旦那様も登場させました。
演じる三田さんは久々に電夏に登板ですけど、いきなりの難役ですね。


矢古辺 司郎(やこべ しろう)

媒酌人。
父・公威と知り合いのようですが、どういう関係なのか詳しく決めてません。

過去2度の幸子の結婚式においても媒酌人を務めあげました。
が、どちらも失敗しております。

今回は相当意気込んで、自分の娘のようにかわいがって着た幸子の為、3度目の媒酌に挑みます。
妻・聡美と、大学生ぐらいの娘・仁美がいますが、半月ほど前に妻に逃げられました。
よって、媒酌人でありながら、披露宴に一人で臨むという、その存在自体が縁起でもない男です。

どうしょうもないダジャレや、くだらないスピーチでイライラさせられる
披露宴とかには決して呼びたくないような人物像としては、はずせないところです。

ただ高砂に座ってスポーツ新聞を読んでいるだけのオッサンという、
初演のどうしようもないキャラに引き続き、上野さんという式場の清掃員とのサイドストーリーが膨らみました。
この式を通じて、家族とは何か、父親とは何かを探すのが彼の目的ともなるでしょう。

引き続き、高松のポジションです。
特筆することもありません。
一発芸的なものを楽しみにしててください。


次回は式場サイドを覗いてみます。

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